世界レベルの美しさを競うミスユニバースたちが参加する美の強化訓練「ビューティー・キャンプ」では、メイクからウォーキングまで、美の知識を徹底的に叩き込まれるという。
化粧水は一度に20ml使うのが基本
ここで教わることの一つとして、1度のスキンケアでたっぷりの化粧水を使用することが推奨されているそう。
日本の化粧水は品質がいいから、積極的に高価なものを選ぶ必要はなく、安価なものでいいから、なるべく、量をたくさん使いなさい、というもの。
実際、ミスユニバースの東京グランプリである小柴綾香さんは、この教えに倣ってか、一度に使う化粧水の量は20mlだという。
つまり彼女は、手から溢れるほどの化粧水を毎日つけている。
1日に2回のスキンケアで計40mlを使っているとすると、500mlの化粧水を約2週間で使い切る計算だ。
化粧水の量をケチらずに丁寧に肌に染み込ませていくことで、美肌になるという。
高価なものだと、心理的に少しずつしか使わなくなるから良くない、だから安いのを買って大胆にたくさん使うことが大事だと。
化粧水は99%が水?
自分の知り合いに、美容関係で働いている女性がいる。
彼女もまた、安い化粧水を愛用していると言っていた。
理由は、「化粧水は99%が水だから、どれもたいして差はないんだよね」と。
ミス・ユニバースのことは知らなかったようだが、彼女はまた別の確度から同じことを実践していたことになる。
そしてこの子もまだ、ものすごく肌がキレイ。
化粧しているように見えない肌だ。
答えがないから追求する
そう考えると、化粧水も、洗顔料も、これほど効果が測りにくいものはない。
仮に高価なものを使用して肌荒れを起こしても、それは、睡眠時間やストレス、食生活が要因ではないか、ともとれる。
ただこれはマーケティング的に見ると正しくて、答えが出てしまうものは持続しない。
ブームでも、ビジネスでも、エンターテインメントにおいても、すぐに答えが明白になってしまうものは持続力がない。
答えに届きそうで届かないから人は追求する。追求するから継続する、つまり持続する。
宇宙の誕生も、古代史もそう。
恋愛や人間関係も。
サイトを運営している人なら、Googleアナリティクスでさえも、そうだと感じるだろう。
結論は?
化粧の話しに戻すと、肌がキレイだから、安い化粧水でも美しさを保てているのかもしれない。
結局ここもはっきりとした答えはない。
だからこそ、女性はずっと美を追い求めるのだ。
ただ、肌がキレイな人には必ずなんらかの共通点があるはず。
どんなジャンルにおいても、成功者には必ず共通点がある。
ただそれをそのまま自分が模倣してもうまくはいかない。
大事なのは、それを自己流にうまく還元できるかどうか。
ここが一番重要な気がする。
ということを、化粧水の話しから考えるとは自分でも思わなかった。