モンスターハウスの概要説明については割愛する。
この記事を見てる時点で理解しているはずだからだ。
- クロちゃんがやらせをしてない3つの理由
- 他の出演者のやらせ疑惑
- もう一つ上の展開を考えてみる
- ゴールデンのバラエティに出るということ
- 反響の実感を得る
- メンバーのツイッター
- 一番モテるのは本当にクロちゃん
- 他の出演者にも台本はない
- くじ引きの謎
- 新人「百瀬はる夏」もやらせではない
- テレビに映るためなら
- モンスターハウスに台本はない
クロちゃんがやらせをしてない3つの理由
まず最初にはっきりさせておきたいのは、クロちゃんのやらせ疑惑。
これはないと断言できる。
1. 演技力がすごすぎる
もしあれが台本がある上での演技だったら、彼の演技力は神レベル。
役者としても大成できるし、どんなドッキリでも、バラエティの現場でも見事にこなせるだろう。
2. プロデューサーの証言
プロデューサーもはっきりと「台本なんてない」と断言している。
3. クロちゃんの発言
また、もし台本があったら「これはモンスターハウスっていう俺ありきの企画なんだからな?」とは言わないはずだ。
つまり、彼には本当に何も知らされていないというのが私の見解だ。
他の出演者のやらせ疑惑
クロちゃんに台本はないとする。しかし、他の出演者はどうだろうか。
企画骨子を考える
まずはこの企画骨子を考えてみる。
例えばあるディレクターが、
「クロちゃんと他の男女が共同生活を送るという、テラスハウスのパロディ、モンスターハウス」
というプロットを提出した。
そこまではいい。次に考えるのは、そこで何が起こるか?という展開予測だ。
ガチの場合どうなるかを考える
仮にガチでやった場合、まず女性陣の誰もがクロちゃんを避けるだろうと予想する。
そうすると、3人の女性が2人の男を取り合う形になり、それをクロちゃんが阻害するだろう。
クロちゃんが見えない所で女の写メを撮ったりコップを舐めたりする。そしてスタジオから「怖い」「キモい」と罵倒する。これまでのクロちゃん恋愛シリーズと同じである。
考えうる形としてはこの展開である。
単純に考えると、それだけでも企画として悪くない。
クロちゃんのこれまでの言動を考えれば、これだけでも十分走らせてもいい案件なのだ。美女を投入すれば、やらせなどせずとも、奴ならきっと何かやってくれるだろうと。
もう一つ上の展開を考えてみる
もっと面白いのは、実際にクロちゃんのことを好きになる人が現れることだ。かと言って、
「クロちゃんを好きなフリをしてください」
と指示するとやらせになってしまう。
が、そうなるように仕向ける方法はたくさんある。
正攻法でクロちゃんを好きにさせる方法
例えば、『水曜日のダウンタウン』以外の現場で、マネージャーがクロちゃんの良さを絶賛する。
「クロちゃんさんって実はめっちゃ良い人なんだって。あれだけドッキリとか仕掛けられても文句一つ言わないんだって。やっぱプロの芸人は凄いよね」
とか
「あの人って色々言われてるけど要は素直なんだろうね。あれだけ認知されてるタレントさんなのに偉ぶらないし、女性に対しても不器用で、憎めないよね」
とか、裏でそんなことを囁いてみる。
そこにプラス、クロちゃんの愚直な猛アタックが加わると、女性もほだされてしまう、というのが正攻法。
莉音がこのパターンではないか。
変化球でクロちゃんを好きにさせる方法
もう一つは、マネージャーがこのようにけしかける。
「企画の意図分かるよね?クロちゃんさんありきの企画だからね?」
といったことをけしかければ、「私はクロちゃんが好きなんだ」と自己暗示をかけるくらいたやすい。
クロちゃんに対する思いが、マネージャーからの指示だということにしてしまったら、それはやらせであり、発覚すれば大問題になる、ということは出演者もみんな理解できるので、マネージャーの遠回しな言い方が何を意味しているか理解するまで、さほど時間はかからない。
「企画の意図分かるよね?クロちゃんさんありきの企画だからね?」
という真意は
「クロちゃんに絡んでいかないとTV映らないよ?」
「クロちゃんのこと好きだよね?」
ということだ。
これが変化球。
蘭がこのパターンではないか。
女性キャストのチョイス
また、そういった「仕向け」的なことをせずとも、女性キャスト3席にどんな人を置くかで、ある程度コントロールできる。
仮に、今の展開が制作サイドの狙い通りだった場合、現在の図式を作るためには、クロちゃん好き度がMAX10としたとき、0、5、8の3人を事前に調査し選べばいい。
今回だと、こう予測される。
0=歩実
5=蘭
8=莉音
この場合、歩美には何も言わないでおく。
クロちゃんと共演するということさえ言わずしてチョイスするのが一番良い。そうすれば一番リアルなリアクションを得れるから。
蘭は、付き合うとかまでは考えてないけど、男として嫌いではない(好意度5)程度だったと仮定すると、仕事のうちと割り切れば、自己暗示をかけるのはたやすい。誰に仕向けられるでもなく、テレビに映れる時間を考えれば、クロちゃんありきと分かるはず。
莉音は、事前アンケートでクロちゃんが嫌いではない(好意度8)と回答していたと仮定すると、わりと早い段階でクロちゃんを好きになっていった説明がつく。
つまり、キャストのチョイス方法だけでも、比較的今の状況は、やらせをせずとも生み出しやすい。
ゴールデンのバラエティに出るということ
そもそも全国放送のゴールデンタイムに映ろうと思ったら、CM予算を考えれば分かるように、何百万、何千万という大金を払ってやっと出れるところである。
しかもダウンタウンの人気番組。
クロちゃんを好きになるだけで何千万円分の対価を得れると思えばたやすい話。
厳密にはもうすこし込み入った仕掛けがあるだろうが、いわゆる「やらせ」などせずとも、今の状況は作ることができる。
仕向けようとしなくとも、よほどのバカタレントじゃない限り、事務所やマネージャーに何を言われずとも、自分がどう動くのが得策かは分かるだろう。
反響の実感を得る
実際、放送後からは、これまでとは想像もつかない数のフォロワーがつき、コメントが飛んでくるわけだ。
毎日毎日誰かが相手してくれるし、「かわいい、キレい、結婚して」と言ってきてくれる。
これまで5000、1万程度だったフォロワーが、5万、10万と膨れ上がる。環境が激変するのだ。この立場を与えてくれたのはクロちゃんであるということくらい、猿でもわかる数式だ。
メンバーのツイッター
莉音(りーめろ先輩) (@ree_patun) | Twitter
百瀬はる夏 (@momoharu_0523) | Twitter
サノケン-SANOKEN-(佐野建太) (@sanokendesu) | Twitter
山崎 大雅 (@taiga_yamazaki_) | Twitter
安田大サーカス クロちゃん(シロ) (@kurochan69wawaw) | Twitter
一番モテるのは本当にクロちゃん
そう考えると、あの中で一番モテるのはクロちゃんなのだ。
「いやいや、バラエティ番組だからでしょ」「有名人だから一緒に映るためでしょ」「売名であって恋ではないでしょ」と世間は言うだろうが、そもそも世間でも、金持ちはモテる。
社会の中で金持ちがモテるという図式は、モンスターハウスの中で一番の有名人がモテるという図式と同じだ。
モテない人間は、美女と出会えないし、会話できないし、抱きしめられないし、キスもできない。
テレビというものの力を考えれば、その住人がどう動くかは、テレビ業界のプロなら事前に予測できること。
他の出演者にも台本はない
つまりは、他の演者らにも台本は存在しないだろう。
そもそも残りの5人もクロちゃん同様、芸達者な人間ではないからだ。あれが台本をなぞった芝居には見えない。
そうなるような空間を作り、その中で起きた瞬間を逃さず捉えて放送しているわけだ。
費用はかかる
なのであのコーナーは、カメラマンの拘束時間や、編集時間が長くなるため、予算がかさんでしまう。例え人気(話題)でも長くは続けられないはず。
タレントギャランティはあまりかからないが、制作費用はかさむ。
くじ引きの謎
くじ引きもガチだったと思う。あの全員の動きはとても演技には見えない。
ただし、あそこはどうしてもクロちゃんに当たりを引かせる必要があった。
あれはおそらく、マジシャンが使うなんらかのトリックだったのではないか。
つまりこれも、番組サイドが働きかけた「演出」であり、当人達は何も知らされていない。よって、やらせではない、という制作サイドの見解であろう。
新人「百瀬はる夏」もやらせではない
よって、新人にももちろん台本は存在しないと考えられる。
ではなぜあそこまで強引に行くのか。
あの強引さに世間は「やらせだ」「確実に台本あるじゃん」と批判しているが、これも冷静に考えれば分かる。
後から参入するということは、放送を見た上での参入なわけだから、誰に何を言われるまでもなく、「クロちゃんに絡むだけでゴールデンに出れる」と考え、自ら立候補したはず。
「私本当にクロちゃんさんが好きなんです!」
とマネージャーに連日プッシュし、ねじ込んでもらった。
事務所も番組サイドに
「うちにクロちゃんさんのことが本当に好きな子がいて。まあ変わった子ですよね。まあそんな子もいますんで、よかったら」
と推薦しておく。
あとは番組と簡単な面接をして、その熱意を伝えられれば合格だ。
その後の番組の流れとしては、見事に2人の女性がクロちゃんを取りあう格好になったので、そこに新たなライバルを投入するのはアリだと。
テレビに映るためなら
そもそも、クロちゃんと絡むだけでゴールデンに出れるなら、なんとしても出たいと思う若い女性はこの世に何万人もいる。
あの3人の中に入れるなんて、M-1の決勝に出るより認知度を得れるわけだから、あの席が欲しい人なんてごまんといるわけだ。
そうして掴んだその椅子(クロちゃん)を手放すようなことをする人間が芸能界にいるわけがない。ここで言う椅子とは、もちろん、クロちゃんのことだ。
また、女性陣はクロちゃんのことを「キモい」「変態」といろいろ揶揄しているが、芸能界にはもっと悪質な変態が山程いる。権力や恐怖をかさに、合法的に寝取るような恐ろしい人たちがたくさんいる。そんな存在も、タレント業やモデル業をやっている彼女らなら、多かれ少なかれ耳に入ってきているはずだ。
それと比較すればクロちゃんはただのスケベであって、それ以上でもそれ以下でもない。そう考えれば、健全なことこの上ない。
彼は全てを明らかにしているから。
それでも嫌だった
それでもあの新人、百瀬はる夏は、クロちゃんが生理的に嫌なのか、クロちゃんのホッペにキスをしたあとに頭をナデナデされたとき、本能的にクロちゃんのその手を、百瀬はる夏が髪を触るフリして振り払うシーンがわずかに映っていた。
あれはもう一度よく見てほしい。
編集ではその直後でカットが変わっているが、あれはもう少し手前でカットしておくべきだった。
本当にクロちゃんが嫌なんだなと思った。だから一緒のふとんで寝ることは出来ても、口にキスだけは出来なかったのだ。
台本はないけど設定はある
ちなみに、あのシーン「このあとこのベンチに座ってください」くらいのことは当然指示しているだろう。
「ちょっと2人の会話を撮らせてください。もちろん内容はご自由に。やらせじゃないんでね。台本なんてないですから、好きに話してください」
と伝える。
そうすれば、そこで何をすべきかは、自ずと分かるはずだ。
仮に、そこで何も起きなければバッサリカットすればいいだけ。そのあと番組から事務所にこう伝えればいい。
番組「本当にクロちゃんのこと好きなんですかね?好きな人と2人でベンチに座って何もしないなんてことありますか?嘘ついたんですか?」
事務所「いえ、そんなことは…本人も奥手なもんですから…」
番組「あーそーですか、わかりました(ガチャ」
といったやり取りでもあれば、事務所は本人にコンコンと言うだろう。
「お前、分かってるのか?」と。
モンスターハウスに台本はない
モンスターハウスの裏側はそんなところではないかと考えられる。
それ以外はもはや物理的に考えられない。
それ以外の理由であの映像の説明はつかないのだ。
だから、台本はないけど、演出(設定)はある、といったところ。本家のテラスハウスはあまり見たことがないが、本家もおそらくそんなところではないだろうか。