実家にコーヒーメーカーをプレゼントした。
それ以来、コーヒーが好きになってしまった。
- これで20年コーヒーを飲まなくなった
- コーヒ-嫌いをも虜にするコーヒーメーカー
- インスタントも缶コーヒーもダメ
- パナソニックかシロカ
- パナソニックとシロカの違い
- デザインでシロカでしょ
- シロカは3種類ある
- 開封の儀
- シロカ コーヒーメーカー こぼれる
- シロカ コーヒーメーカー ぬるい
- 欠点
- 豆を挽く音がでかい?
- 味
- もう少し安いのもある
これで20年コーヒーを飲まなくなった
中学校の修学旅行、私は缶コーヒーを忍ばせて言った。
そしてバスに乗り、こっそり飲むという謎のカッコつけをやった。
「あー、鷺谷がコーヒー飲んでるー不良ー」
と女子に言われ
「うるせえなあ」
と言いつつ、よくぞ気付いてくれた、もっと拡散してくれと願った。
しかし10分後、悪夢が訪れる。
お腹をくだした。
カッコつけて慣れないコーヒー飲んで、一発で下した。
早く着け着けパーキング。そのこと以外、頭に出なかった。
「なんか鷺谷おとなしいね?」
と言われた。
黙れ。話しかけるな。俺はいま、
神と対話しているんだ。
静かにしろ。
結局何一つ楽しいことはなく、修学旅行が始まった。
コーヒ-嫌いをも虜にするコーヒーメーカー
そんなトラウマからか、20年ほどコーヒーは飲まない。
打ち合わせでコーヒーが出てもほとんど口をつけなかった。
しかし。
母の誕生日にプレゼントした、デロンギのコーヒーメーカー。
これがすごい。
豆から挽くと、コーヒーとはこんなに美味しいものなのかと。
こんなに人の気持ちを落ち着かせるものなのか。
13世紀頃から飲まれていたと言うが(※諸説あり)、やはり歴史がある飲み物はすごい。
インスタントも缶コーヒーもダメ
缶コーヒーは糖分が半端ないから控えなさいと、昔の私の上司が医者に止められていたのを覚えている。
インスタントコーヒーも打ち合わせで口をつけるが、あまり美味しいと感じたことはない。
やっぱり豆からだ。
そこで、豆から挽ける全自動コーヒーメーカーを探す。
豆を入れて、水を入れて、ボタン押して、完成、というやつ。
パナソニックかシロカ
6万円以上出せる人は、やっぱりデロンギがいいだろう。
どう調べてもやっぱりこれがナンバーワンのようだし、実家にプレゼントしたから、このメーカーが間違いないのはわかる。
ただ、「一人暮らしに…」「ちょっと試しに…」で、この大きさは大変だ。
そこで、ほとんどの人が、パナソニックのNC-A56-Kか、
シロカのSC-C122の
これらの二択になるようだ。
パナソニックとシロカの違い
パナソニック
様々な評価を見ていると、パナソニックのほうが評価が高い。
それは、販売個数の多さと、発売日からの期間が長さが影響しているようだった。
大手メーカーということもあり、それらの信頼度から、今なお売れ続けているベストセラーであることは間違いない。
シロカ
こちらはパナソニックのあとに出たものだし、パナソニックほどのブランド力はない。
ただし、後発のため、パナソニックの至らなかった点を改善しているところが見受けられるようだ。
デザインでシロカでしょ
別に、超コーヒー通というわけでもない。
ちょっと試してみたいな、程度。
であれば、シロカでしょ。
だって、パナソニックの、
ダサくない?
デザイン。
コーヒーメーカー買うなら、ちょっとイキりたいじゃない。
シロカは3種類ある
公式サイトより
ステンレス製が正解
シロカのこのシリーズは3つあって、要は、
- ガラスサーバー・ペーパーフィルター 111
- ステンレスサーバー・ペーパーフィルター 121
- ステンレスサーバー・ステンレスフィルター 122
の違い。
私はSC-C122(ステンレスサーバー・ステンレスフィルター)にした。
そんなに時間かけてゆっくり飲むというより、一杯を一人でゆっくり飲むことの頻度の方が高いと思ったからだ。
つまり、デスクに置いて、自分の飲む分だけを適度に注いでいけば、常に温かい状態で飲めると思ったから。
ガラスサーバーの保温機能はいいけど、その都度取りにいかないと行けないし、お客様を数人呼んで、みんなとカフェタイムを楽しむみたいな使い方ならそれのがいいだろうけど、そんなマダムみたいな使い方は男一人ではまずしないわけで。
結果これは正解だったようで、このステンレス、なかなか冷めにくく、問題ない。
開封の儀
ダンボールから取り出した状態。
中を開けた状態。
これが全貌。
解体するとこうなる。
そのうえで、この製品の感想と欠点を、実際使ってみた観点から記載しておく。
シロカ コーヒーメーカー こぼれる
という検索ワードが散見される。
それは、抽出されたコーヒーが、サーバーの上に何滴かたまることを指しているんだろう。
これが、「注ぐときにこぼれるぞこのやろう、ふざけるな」ということのようだが、確かに実際そうなるけど、正直この程度は全く気にならない。
これで無茶苦茶怒るような人は、コーヒー飲む前に性格変えないと、どれだけコーヒー飲んでもストレス人生じゃなかろうか。
シロカ コーヒーメーカー ぬるい
という検索ワードもある。
別にぬるくないです。
カップに注いで、放置しておけば、当然ぬるくなるけど。
欠点
お手入れの面倒さ
手入れはこの左の、ビロンて開いてるやつ(ドリップ)、これも取って洗え、とあるんだけど、これがまあ、取りにくい。
慣れればなんてことはないかもしれないけど、取りにくい。
紙フィルターで解決させる
ステンレスフィルターだけ取り出して手入れもできるけど、毎回ドリップも全部外してキレイに洗って、というのは面倒なので、紙フィルターで解決する。
紙フィルターよりステンレスフィルターほうが味が好みという人にはしかたないが、紙フィルターなら捨ててしまえば済むので、これは便利。安いし。
と考えると、「ステンレスサーバー・ペーパーフィルター121」を買ったほうが良かったのか俺。
セットした水が全部作られる
入れた水は全部作られるので、飲む分だけその都度水を入れるという手間が発生する。
まあそれくらいはいいか。
ちなみに、これら全て、デロンギだと発生しない問題。
お金と置く場所に余裕がある人は、こちらで。
豆を挽く音がでかい?
「豆を挽く音がでかい!」という文句もあるらしいけど、これはデロンギでも全く同程度の音がするので、高いのを買えば解消されるという問題でもなさそう。
だから、音が嫌だという人は、全自動コーヒーメーカーで豆を挽くことは、諦めたほうがいいのでは。
だって、あんな固い豆を一気に粉々にするわけだから。
味
まったく問題ない。
結局、どの豆を使うかにもよるだろうし。
このスタバのを使ってたけど、ちょっと高いんで、これにしました。
いきなり高い豆を買うのはやめたほうがいい。
それがめちゃくちゃおいしくて、それに慣れちゃったら、もう下げれなくなっちゃうでしょ。
もう少し安いのもある
2万でも高いな、という人は、シロカのこれをオススメする。
少し機能や味も落ちるみたいだけど、でも多分、あんまりわかんなそう。
正直、自分なんかは、こっちでも良かったのかもしれない。
これなら安いし、小さいし、デザインもいいし。 本当に「ちょっと試してみたい」程度に人には最適。
ただ私のように、自宅オフィスで、どうせなら少しでもいいやつを、という人は、これがオススメです。