YouTubeをやってみると、音声収録の壁に誰もが悩まされる。
ここでも書いたけど、
スマホで誰でも簡単に撮影ができるようになった今、これからは、いかに音声をうまく収録できるか、が要になる。
- 外部マイクという選択肢
- ロケには向かない外部マイク
- ワイヤレスマイクという選択肢
- ワイヤレスマイクは送信機の数が大事
- Comica BoomX-D D2という衝撃
- 全てを解決するワイヤレスマイク
- Comica BooX-D D2開封の儀
- カメラを向いてなくても音は拾う
- iPhoneで使う場合は
外部マイクという選択肢
動画撮影において、音声をキレイに収録しようと思ったとき、外部マイクを考える。
結論から言うと、外部マイクは、屋外ではVIdeo Mic Go、
屋内ならMKE-600がおすすめ。
でも、外部マイクには一つ欠点がある。
ロケには向かない外部マイク
外部マイクはロケには向かない。
街ブラロケの場合、プロの現場なら、カメラマンは後ろ歩きをしながら演者を正面から撮るけど、You Tubeでサラッと撮るときなかなかそうはいかない。
多くのYoutuberには、プロのカメラマンも録音技師もいないわけで。
そうすると、演者の後ろからカメラマンが追う、
こういう撮影スタイルになる。
すると、演者の声を拾わないのだ。演者の声は前に向いていて、後ろから追うカメラのマイクが演者の声を拾ってくれない。
マイクが拾うのは車の音とか町の環境音で、演者の声を拾わないのだ。
なので、話すときはこのように
カメラの方を向いてもらいながら喋る必要がある。
これがなかなか煩わしい。
それを解決するのがワイヤレスマイクなのだ。
ワイヤレスマイクという選択肢
アップすれば必ず何万人も見てくれるような有名YouTuberならまだしも、これから始めようというYoutuberにとって、ワイヤレスマイクの購入は予算的に厳しい。
一昔前まで、ワイヤレスマイクは10万くらい見なければいけなかった。
今は廉価版がたくさん出てきたけど、「使いにくい」「全然音を拾わない」といった不具合ばかりが報告されていた。
そんな中、人気を集めているのが、これだ。
25,000円で、性能もいいワイヤレスマイクが買える時代になった。
けど、私はこれもあまりおすすめしない。
ワイヤレスマイクは送信機の数が大事
RODEのWireless Goは、マイク(送信機)が一つしかないからだ。
これがなにを意味するか。
録音できる音声は一人まで、ということだ。
インタビューにはいいと思う。
でも、インタビューならカメラの方を向いて話すわけで、それなら外部マイクで十分対応できる。
ロケでも、最初から最後まで一人だけが話すような内容ならいいけど、もう一人誰かと一緒にやるとか、カメラマンとやり取りしながら撮影する場合は、マイク(送信機)が一つだとできない。
Comica BoomX-D D2という衝撃
そこで、これだ。
Comica BooX-D D2は、送信機(マイク)が2つで、Wireless Goと同じ性能・価格帯なのだ。
性能に関しては人それぞれ感じ方は違うかもしれないけど、そこは自分で実証済だ。
この動画で使用しているので、ぜひ聞いてみてほしい。
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全てを解決するワイヤレスマイク
これを購入したおかげで撮影がだいぶ楽になった。
「カメラを向いて話さないといけない」
「歩く速度もカメラマンから離れないように」
といったことを意識しながらやる必要がなくなったから。
楽になったのは撮影だけでなく、編集もそう。
どれだけ有益なことを話していても、音声が聞き取りにくかったり、騒音が大きすぎたり、そのときカメラマンが別の方にカメラを向けていてしまっていたりすれば、僅かにしか録れていなかった音声を聴こえやすくするために、編集がめちゃくちゃ大変で、時間もかかるし、ストレスにもなる。
Comica BooX-D D2のおかげで、撮影も編集も一気に楽になった。
Comica BooX-D D2開封の儀
では、さっそく開封の儀を。
送信機2、受信機1。
送信機はマイクなので、話す人の胸元につける。受信機はカメラに繋げる。
技適マークもある。
Comica BooX-D D2は中国製で、一昔前ならMade in chinaに心配もあったが、今は違う。
カメラに接続するケーブルも3種ついてくるので、どれかは使えるはず。
左が、SONY、パナソニック、富士フィルム用、右がCanon、ニコン用。
これがスマホ用。
そう、このワイヤレスマイクはスマートフォンにも使える。
凄いのは、ピンマイクも2つついてくるというところ。
送信機はこのように大きく、胸元につけると少し目立つので、
それが気になる場合は、ここからピンマイクを繋ぐこともできるのだ。
これも買えば安いのでも一つ1,500円くらいはするわけで、これがついてくるというのが凄い。
さらに、
ウィンドジャマーもついてくる。防風対策。
充電用ケーブル。
バッテリーは3時間くらい持つので、よほど長時間のロケでない限り心配はない。
受信機。
これをカメラのホットイシュー等につけ、さっきのケーブルでカメラに繋げる。
イシューがなければ、ガムテとかでくっつけて使ってる人もいる。
これはリセットボタンを押すようのやつ。
カメラを向いてなくても音は拾う
Comica BooX-D D2は、実際試してみたが、この写真のように、送信機が受信機の方を向いていなくても、音はちゃんと拾ってくれる。
ただし、この状態で10m~15mくらい離れると、音声は途切れてくる。
受信機(カメラ)の方を向いていれば、15mくらいは大丈夫だった。
iPhoneで使う場合は
Comica BooX-D D2を、イヤホンジャックがないiPhoneで使う場合は、
Amazon.co.jp: Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
これが必要になるのでご注意。
また、スマホには当然、受信機をつけるようなホットイシューがないので、
ULANZI スマートフォン三脚マウント 360度回転 角度調整 コールドシューマウント スマートフォン三脚マウント スマホクランプブラケット 付き1/4スレッド 三脚 自拍棒 相機适用
これを使用しています。
任意の三脚に、さっきのマウントをつけて、その上に受信機をつける。この写真は、外部マイクをつけてるところ。
そう、この写真のように、外部マイクをつけてスマホで撮影したこともあるんだけど、街ブラロケだと、内蔵マイクとさほど変わらなかった。
この受信機を、さっきのマウントのイシューにつけ、スマホにケーブルで繋いで使うんだけど、これはイヤホンも繋げられるので、カメラマンは、片耳だけイヤホンつけて撮影すれば、常に音声の録音状況を確認しながら進行できるので、完璧。
本当におすすめです。