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動画メインで安いミラーレス一眼ならソニーa6400!おすすめレンズや購入経緯を全レビュー

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何ヶ月も悩んでとうとうカメラを新調した。

買ったのはSONY a6400だ。

一眼カメラに求めた予算

予算は10万円以下

私はプロカメラマンとして生計を立てているものではないので、そこまで高価なものはいらない。

あくまで現場のサブカメラ、または個人のYouTubeで使用する範囲なので、カメラに何十万も出すなら、別のことにお金をかけなければならない。

そこで、出せるMAXとして10万と設定した。

中古でいい

もちろん新品に越したことはないが、ここも上記の理由から、少しでも安く買う。

そして、SPUのカメラマンのスギヤマタカオに言わせれば、「カメラはいつか壊れるもの」としておいた方がいいという。

なので、中古でいい。

購入場所は、中古カメラ販売でも支持が厚い、マップカメラで買うとした。

予算は10万以下で、中古。そこで最初に選んだのが、CANON 6Dだ。

一眼カメラ購入意志変遷

①CANON 6D mark2

私が今所有しているカメラがCANON 70Dで、所有レンズは EF-50mm / EFS-18-135mm。

6D mark2にすれば、バッテリーがそのまま使えるし、EF-50mmも使える。

しかし…。

②FujiFilm X-T3

先に名前を挙げたカメラマンのスギヤマタカオが、この動画で使用しているのがこのカメラ。

大人の瓶ビール


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行田市の花手水


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めちゃくちゃ良い。この感じ。

また、6D mark2の60PはフルHDまでだが、FujiFilm X-T3は4Kで60Pが撮れる

だから「大人の瓶ビール」のような、スローや早送りもキレイに撮れるのだ。

ただ、動画撮影が29分までという短所がある。

ちなみに、CANONのカメラも全部29分まで。

連続録画時間が30分以上になると、EU圏内ではデジタルビデオカメラと分類されるため、関税の税率が変わる。当然、関税が安い方が売れるため、動画機能は29分59秒までと制限を設けることで、デジタルビデオカメラではなく、デジタルカメラであるとしている。

そこでこう思った。

この先、スローモーションが欲しくなる機会はどれくらいあるか。

鷺谷政明の一人演芸協会YouTubeLIVEでは、CANON 70Dを使用しているが、これが毎回29分で一度切れるのがかなりストレスだった。

そこで、30分以上動画撮影ができるカメラを探した。

③Panasonic GH-5

ヒカキンをはじめ、多くのYou Tuberが使用しているのがこのGH-5。

動画撮影のために作られたようなこのカメラは、動画29分の制限もなく、手ブレ補正も強く、You Tuberたちに人気のカメラである。

さて、ここでレンズ選びになる。

いろいろ悩んで決めたのは、sigma 16mm f1.4 だ。(理由は後述)

しかし、GH-5×sigma 16mm f1.4の作例を見ていると、どうも自分がイメージしているものと違う。

なぜ違うのか調べていくと、これはマイクロフォーサーズというカメラだからだ、という結論に辿り着いた。

一眼カメラの種類は3つ

一眼カメラと言われるものには、一眼レフ、ミラーレスの2種類あって、それぞれフル、APS-C、マイクロフォーサーズの3つに分けられる。

思いきり乱暴に言ってしまうと、一眼レフのフルが一番画質が良くて、ミラーレスのマイクロフォーサーズが一番画質が悪い。

いや、画質はどれもいいんだけど、質感が平べったい。

背景をボケさせて、映画みたいにしたければ、一眼のフルが最良だし、ハンディカメラとかよりは背景ボケさせたりして一眼っぽさをちょっと楽しみたいな、という人は、ミラーレスのマイクロフォーサーズでいい、となる。

ちなみに、マイクロフォーサーズというのは、パナソニックとオリンパスのミラーレス一眼カメラのみに搭載されている専用のイメージセンサーである。

ちなみに、これまで挙げたカメラはこうなる。

①6D mark2…一眼レフのフル

②Fuji X-T3…ミラーレスのAPS-C

③GH-5…ミラーレスのマイクロフォーサーズ

自分が持っている70Dは、一眼レフのAPS-C。

この4つを、映像の見え方いい感じランキングにすると、

1位 CANON 6D mark2…一眼レフのフル

2位 CANON 70D…一眼レフのAPS-C

3位 Fuji X-T3…ミラーレスのAPS-C

4位 Panasonic GH-5…ミラーレスのマイクロフォーサーズ

何度も言うが、映像の見え方いい感じ、というのは、実に雑な表現である。

撮り方やレンズによっても大きく変わってくるので、これはあくまでこのブログ内でのみの主観ランキングであると思っていい。

ただそれでいくと、どうもマイクロフォーサーズの質感が、個人的にはいまいちだと感じた。

でもFuji X-T3(ミラーレスのAPS-C)は全然カッコよかったので、やはり、ミラーレスのAPS-Cで探そうとなった。

当然のことだが、一眼のフルは高い。ミラーレスのマイクロフォーサーズは安い。

私が選んだのは(ミラーレスのAPS-C)、その中間あたり、ということになる。

④SONY a6400

そこで、SONY a6400に辿り着いた。

このカメラは30分制限がない。そしてミラーレスのAPS-Cだ。

sigma 16mm f1.4 を使った作例を見たが、これも随分良い。

そうしてこのカメラを購入した。

SONY a6400の長所と短所

長所①オートフォーカスの早さ

a6400は、目に焦点を合わせて、すぐにピントが合う。その早さがすごい。

a6400×sigma 16mm f1.4の組み合わせを見てみてほしい。めちゃくちゃ早い。

※このLIVEは10月3日まで公開中


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長所②今なら安い

2019年に12万程で発売されたこのカメラだが、今なら中古美品で8万前後で買える。

差額の4万でレンズを買えば良い。

短所①手ブレ補正の弱さ

a6400は手ブレ補正が少し弱いので、このカメラを使うときは、基本FIXがいい。

どうしても手持ちで撮りたいときは、ジンバルを使った方が良い。

…が、個人で楽しむ分には、そこまで気にならなかった。撮るときに少し注意すれば、手持ちでも見せられる映像にはなる

短所②イヤホン端子がない

a6400にはイヤホン端子がないので、撮影時には音量のメーターを確認して、試しに撮ったものが、本体スピーカーか音も録れているか確認してから始めるのがいい。

ただ、別途でモニターをつけてしまえば、そのモニターからイヤホンをつけることもできるようだ。

カメラは購入まで散々調べたが、

写真より動画撮影メイン・自宅撮影・LIVE配信・三脚で使用・画質が美しい・10万以内

の一眼カメラなら、a6400を一番オススメする。

ではこのまま、レンズについても触れておく。

sigma 16mm f1.4にした理由

①作例が多く安心

You Tubeで検索すると、いろんな人の作例が出てくる。

ああ、こう撮るとこうなるんだあ、と分かるし、それだけ多くの人が使っているのだから、全く聞いたこともないレンズメーカーよりは信頼できる。

②初心者は単焦点

何人かのガチカメラマンから昔よく聞いたのがこの言葉。

初心者こそ単焦点で、カメラの難しさも良さも体感すべきであると。

また、単焦点だと、ボケ感も強く、うまくいけばいい画が収めやすい。

もちろん、そのためのアングルや構図選びはレンズ側で調整ができないので大変だが、これこそカメラ撮影に必要な想像力なので、単焦点を買うというのは決めていた。

慣れてきてからズームレンズを買えばいいし、または、マウントアダプターを買って、すでに持っているCANONのEFS-18-135mmをつけるか。

③16mmだと自撮りできる

いろんな人が30mmや35mmをオススメするが、これだと自撮りはまずできない。

APS-Cのレンズはフル換算するときは1.5倍。

30~40mmあたりのレンズを手持ちで自分を映すと、顔しか映らない。

よほど顔立ちや肌の美しさに自信があるならそれでもいいだろうが、私なら私の顔をドアップで見たくないので、16mmにした。

家で、パソコンデスクに座って、机の上に三脚立てて自分を撮ることを考えても、35mmだと顔しか映らないと思っていい。

ただ、35mmの方が16mmよりはボケ感が強い。強いが、このレンズの16mmなら、個人的には十分なボケ感だと感じた。

では最後に、普段から参考にしているカメラ系YouTuberを2名ご紹介して終わる。

参考にしたカメラ系YouTuber

Ilko Allexandroff

www.youtube.com

ああ、それが知りたかったんだよー!を見事に教えてくれる、光の魔術師イルコさん。

なんで他の人はここに触れてくれないんだ、ということも、この人は全部教えてくれるので随分助かった。

使う側の心理をよくわかってる。

よっちゃん宇宙カメラ雑楽談

www.youtube.com

説明が丁寧で、話し方も落ち着いていて、とても入ってくる。

ジンバルにめちゃくちゃ詳しい。