社会人なら誰もが持っているであろうメモ帳。
全く長続きしなかった私のメモ取り習慣を定着させた魔法のメモ帳を紹介する。
メモ帳で失敗すること
選びに選んだメモ帳を手にし、ようし俺もビジネスマンとしてバリバリやってくぜ、と意気込むも、こんな経験はないだろうか。
- 最後まで使い切る前に結局変えてしまう
- ヨレヨレになって汚ならしくなる
- 書く面積は欲しいが重いのもかさばるのも嫌だ
私が毎回こうだ。
そんな私でも長続きし、メモ魔とさせたメモ帳がある。
それがこれだ。
KOKUYOの測量野帳。
これは、あるドラマで演者が使用しているシーンを目にし、一時停止して調べて見つけたものだ。
デザインの良さ
まずデザインがいい。
この緑の色合いといい、また、LOFTや普通の文房具屋に売られていないので、他の人と被る可能性もあまりない。
サイズがちょうどいい
サイズは縦165mm、横95mm、厚み6mm。
これ以上小さいと、さすがに書いても字が小さくなりがちで、後から読みにくい。
かといってこれ以上大きいと、スーツなどに入れにくい。
このサイズなら、バッグいらずで出かけることもできる。私はよくジャケットの内ポケットに入れている。
中身は方眼タイプだが、罫線タイプのものもある。
また、ページが少ないので、埋めていける快感があるし、重たくないし、かさばらない。何冊にも渡って使っていける。
『メモの魔力』ユーザーにもオススメ
現代のメモ魔、前田裕二氏が推奨しているこのような使い方も、このメモ帳なら実践できる。
破格の安さ
そして一番重要なのが、安さだ。
これだけのクオリティでありながら、一冊140円程度。
コクヨの測量野帳
このメモ帳は本来、天下のKOKUYOが測量士向けに開発したもので、50年前から仕様がほとんど変わっていない。
なので、撥水性、耐久性があるハードカバーで、ヨレヨレにならないタフさがある。
メモは紙でとれ
もちろん、スケジュールも全てメモ帳で管理するようなメモ魔はこれだと物足りないだろう。
ただ、「スケジュール管理は基本スマホだし、毎日大量にメモを取る業務ではない」という人には、これはおススメできる。
「メモもスマホで十分」という人もいるだろうが、フリック入力による言語化と、手で描くメモは全く違う。
まず、スマホやタブレットに書くメモは、単なる箇条書きになるが、紙に書く場合は、イラスト的に脳を体系化していけるのだ。
特に、アイデア力が求められる仕事や、また、そういった能力を養っていきたいという人は、フリック入力だけで完結させようと思ったらダメで、やはり、脳を紙に反映させていくことが大事だ。
とにかく安いので、あまり小さく書かずどんどん使い倒していくイメージで使うといい。
デザインもいいので、保管しておいてもインテリアにさえなるメモ帳なのだ。