テレワーク、リモートワークが増えて、ワイヤレスヘッドセットを探している人も多いと思うが、一番大事なのは、相手とのやり取りが、いかにストレスなくできるかにある。
ヘッドセットに求めるもの
1.ワイヤレスではなく有線
相手とのやり取りをいかにスムーズにおこなえるか、において、有線の煩わしさを避けてワイヤレスにするのはやめた方がいい。
聞こえ方に若干のずれが生じることがあるからだ。
有線ならまず遅れはない。
例えば私は仕事で映像編集をするが、映像編集をしている連中誰に聞いても、ワイヤレスでやってる人間はいない。
ワイヤレスだと若干の音のずれがあるため、編集点がずれてしまうからだ。
なので、ヘッドセットも、ワイヤレスは避けるべきだ。
2.マイク位置を左右変えられる
指向性マイクだろうがなんだろうが、ヘッドセットマイクには、環境音をなるべく入れたくない。
例えば、あなたの仕事部屋の右側が窓際だったとして、左にマイクがあると、右側の音を拾ってしまいやすくなる。
しかし、世に出ているほとんどのヘッドセットマイクは、左にある。
なので、都度マイク位置を変えられるものが望ましい。
3.音質が良い
音質の良さは誰もが求めるところだが、その全てを検証することは難しい。
そこで音質に関しては、マイクに定評があるメーカーで決めた方がいい。
ことマイク性能に関しては、価格と比例すると思っておいて間違いない。
安いのは、当然それなりの音になる。
4.耳が痛くならない
会議では1時間強つけていることもあるので、だんだん耳が痛くなってくるようなものはダメだ。
以上、全ての条件を満たしているヘッドセットが、SENNHEISER SC-165である。
SENNHEISER SC-165の実力
このヘッドセットは耳が左右同じ形状をしているので、LRがない。
なので、向きを変えることで、マイク位置を右でも左でも変えられるのだ。
この画像は右耳にマイクがあるが、
このようにマイクを回して…
こうすると、左耳にマイクがくる。
マイク位置を左右どちらにでもできる。
また、SENNHEISERというマイクの実力はここでも述べた通りで、
このメーカーは信用してもらって、まず間違いない。
先日、とある撮影現場でプロの音声さんもSENNHEISERを使っていたので、聞いてみたが、SENNHEISERは制作会社でも多く保有していて、プロの現場でもよく使われているようだ。
※ワイヤレス・ピンマイクはSONYがいい、とも。
SENNHEISER SC-165 開封の儀
実に簡素な状態で送られてくる。
SC-165。
開けるとこんな感じ。一応、しょぼい専用ケースもついてくる。
説明書にはこのように、
左右どちらでもいけまっせ、と書いてある。
リモコンがあって、
USBで使用できるが、
リモコンを使わないなら、そのままヘッドフォン端子に入れて使うこともできる。
実際使っているが、相手からも「聞こえやすい」と評判も良く、自分で自分にかけて聞いてみたが、音質も良く、環境音もかなり抑えられるので、おすすめできる。