鷺谷政明の埼玉県外

人と被らない会話の小ネタ

25年の愛好家が語る「JINSで無料調整サービスを依頼すると店員不機嫌になる」説

YouTubeLIVEをしていると、「どこの眼鏡ですか?」と聞かれることがある。

ここで高級ブランド名を挙げられれば決まるところだが、私は25年間JINS一択である。

なので、「JINSだよ」と答えると、「あ、ああ…」という微妙なリアクションをされるのはお察しの通りだが、本当なんだから仕方ない。

ずっとJINSを使ってきているのは、特別不満を感じることがなかったから。

ただ、一つだけある。

フレーム調整サービスは無料だけど…

眼鏡をかけている人は分かると思うが、眼鏡は、普通に使用していても、フレームが緩んでずれてくることが結構ある。そのため、調整が定期的に必要になる。

JINS公式サイトには、このような記載がある。

JINSは、公式サイトJINS店舗、オンラインショップでお買い上げのフレームは、JINS全店で無料にて調整をしております。

購入時にも「不具合あれば、いつでも来てくださいね」と優しく笑顔で伝えられる。

ただ、この「調整」をお願いするには、ちょっとした要領と、忍耐力がいることは、25年間JINSを利用してきた者からお伝えしておきたい。

調整依頼は基本不機嫌

忙しいときに調整依頼をすると、基本、不機嫌そうな顔をされる。

私はこの25年間で、調整だけの依頼で出向いたことが10回程度あるが、どの店舗でも、7割方そうだったので、なかなかの高確率でそうなると捉えていいと思う。

購入したときの笑顔はいずこへ、という儚さを抱くのも最初の1~2回で、以降は、基本そういうものとして受け止めている。

断っておくが、私は、店員に否はないと考えている。

仮に自分が店員であっても、目の前にいる購入希望客を優先するのは当然のことで、金にならない調整希望客は後回しにしたいと考えるだろう。

眼鏡屋さんで働いた経験はないが、接客業は5年してきているから、少しは分かる。

そのため、調整を依頼するときは、平日に出向くようにしている。

土日は購入希望客で溢れていることが多いため、平日に時間を作って行くしかない。病院と同じと考えて頂きたい。

平日でも場合により不機嫌

とは言え、平日であればいつでもOKというわけではない。

先日の私の例を挙げると、店員が2名で、客が2組で、どちらも対応中だった。

自分の間の悪さを痛感しながら、レジ前にある受付シートを取る。

昔はこの自動発券機もなかったので、幾分が気が楽になった。

「あの~フレーム調整を…(金にならない無料客です…)」と言う必要がなくなったからだ。

順番待ちは0人。この2組が終われば自分の番になるわけだが、これが、待てど暮せど終わらない。

10分待ち、15分程度経ったところで、一向に終わる気配もないため、出直しを考える。ただ、平日で時間を作れるタイミングを考えると、来週になってしまう。

せめて、あとどれくらいかかりそうか店員に聞きたいところだが、明らかに接客中で忙しそうだ。奥の視力検査コーナーみたいなところで丁寧に対応していて、出てくる気配がない。

ずっと私が店内にいることでプレッシャーをかけてる可能性もあるため、お客さんの元を離れた瞬間、店員に恐る恐る話しかけると

「すいません今接客中なんで!番号札取ってお待ち下さーい!」

と予想通りの回答。

買うときに調整を…

調整は無料だが、面倒臭そうな対応をされるのがデフォルトと私は捉えているため、普段は、眼鏡を購入するときに、調整したい眼鏡を1本だけ持っていくことにしている。購入客とはいえ、2本も3本もお願いするのは申し訳ない。ただ1本くらいなら、不具合が出ている眼鏡を直しておきたい。

ただ、購入タイミングに限らず、掛け心地が不快でしょうがないほどフレームがずれてきてしまったときには、そのためだけの理由で出向くしかなく、平日を選ぶも、間が悪く混雑時だと、先のような例になる。

また、フレームからJINSの刻印が消えている古いものだと、てめえ、これそもそも本当にうちで買ったやつなんだろうな的疑いの眼差しをかけられながらお願いすることとなる。なので、購入から一年経った、保証期間が切れてるものでも、保証書及びレシートは持っておいた方がいいだろう。今はアプリがあるので、それも有効だと思われる。

調整サービスは有料でもいい

無料サービスだからといって、いつ何時でも快く対応してくれると思ってはいけない。これは、JINSや眼鏡屋に限らず、全ての企業に言えること。

向こうもビジネスなので、無料客の相手を永遠にしてはいられないのは当然。

ならばいっそ有料にして、もう少しシステマチックにしてもいいんではないかと思う。銀行なんか、機械からお金を引き出しても手数料を取られる。

眼鏡は自分の目なので、歪みがあると気分が悪くなってくる。酔うような感覚。

かといって、いつでも購入客になれるほどお金に余裕があるわけでもないし、早急に直したくても平日じゃないとダメだし、平日でも間が悪いと店員が掴まらず、尋ねても不機嫌な対応をされるので、いっそ有料にして、調整しやすくしてしまうのはどうだろう。

ZOFFや眼鏡市場といった別の眼鏡屋さんへの鞍替えも考えたが、結局、調整サービスの対応はどこも同じなんじゃないかなと思う。

(実体験がないからこれは想像に過ぎない)

どこも無料調整サービスはおこなっているようだが、企業であれば、購入見込み客を優先するのは当然で、「あの~…」と近寄ってくる無料調整依頼サービス客は後回ししたいというのが本音だろう。

自分で調整はしちゃダメ

そこで今考えているのが、セルフ調整だ。

これができれば全ての問題が解決する。

公式サイトには、このような当然の記載がある。

お客様ご自身によるJINS MEME Core、フレームの調整はお控えください。 故障の原因になります。 お客様ご自身による調整が原因で故障や不具合が発生した場合は、保証対象となりませんのでご注意ください。

やる以上は自己責任で、壊れてもいい前提で調整に挑むしかない。

HDDの分解をおこなうため購入した工具は持っている。あの小さい特殊なネジを回すやつ。

なので、とりあえずもう掛けることはないでろう昔の眼鏡でトライしてみて、うまくいったら、またここで共有したい。

いっそこのこと、JINSが「セルフ調整のやり方」動画みたいなのを公式で出してくれると助かる。

壊れても保証できませんということを全面に強調しておけば、トラブルにならなそうだが、どうだろう。