鷺谷政明の埼玉県外

人と被らない会話の小ネタ

鍼治療の圧倒的効果と治療院の選び方を10年痛みに悩まされた私が語ろう

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10年前、事故にあった。

停車中に、いきなり後ろからぶつけられた。

そのときはなんともなかったが、ほどなくして腰が痛みだし、首も悪くなった。

そこから10年、腰痛、首コリに悩まされ続けてきたが、そんな私を救ったのが鍼治療である。

腰痛・首コリは鬱になる

20代にして、もうこの痛みは一生取れないのかと思うと、なんだか鬱っぽくさえなった。

なので当時、ネットで、さまざまな情報を調べた。

「骨盤矯正の神様」とか「頚椎のゴットハンド」とか、いろんな神様にあった。

取材NGの有名店から、二ヶ月待ちの人気店まで、かなり回った。

しかし私の身体はさほどよくならなかった。

腰痛の症状

私の症状としては、まず腰が痛くなった。

日常生活に支障はない程度だが、例えば仕事をしてて、机の下にペンを落としたとする。そのとき、かがんでペンを取るわけだが、そういうとき痛い。

立った状態で身体を後ろに反らすと痛い。

寝た状態で、足を上げると痛い。

ひどいときは、朝起きるときも痛い。

長い時間歩行すると、まず腰にくる。

そこで私は、結局は生活習慣とばかり、日頃から運動をするようにし、筋トレ、ストレッチは欠かさないようにし、姿勢も気をつけた。

そのかいあってか腰はいくらか良くなったが、今度は首が劇的に悪くなってしまった。

首コリの症状

腰痛3年、首7年といったところか。

首の悪さは長く続き、ひどいときは、頭皮が突っ張ってきたり、頭が押されるような感じがしたりさえする。

また、首の悪い人はわかると思うが、首を動かすと、立ちくらみのような、一瞬ふらつくような、そんな怖い症状も起きる。

手足の一部や、唇が痺れたりもする。

とにかく首のコリというのは、ゾッとさせる症状を引き起こすのだ。

鍼治療の驚くべき効果

そんな私の首をほぼ完治させつつあるのが、鍼治療である。

まず鍼治療について、患者である私の見解を記す。

鍼治療は痛い?

身体に刺すので、当然チクッとはするが、注射に比べればなんてことはない

ボールペンでつつかれる程度の感覚である。

どうしても怖いのであれば、その旨を伝え、細い鍼でやってもらえばいい。

髪の毛より細い鍼でも十分効果は得られる。

痛いときは?

ただし、どういうわけか身体の部位によって、妙に痛いときがある。

そういうとき私は正直に「痛い」「怖い」と伝える。

すると先生はすぐにその手を止めてくれる。

情けないが、しょうがない。

痛いものは痛いし、怖いものは怖いのだ。

私は基本的に臆病で、おそらくその辺の誰よりも、鍼治療にビビっているほうだと思う。

翌日はだるい?

血行がよくなり、深い睡眠に入るため、だるいというより、いつもより眠気がなかなか取れないというのはある。

ただ、翌日に支障をきたすほど、だるいと思ったことはない。

首コリに効く?

あらゆるマッサージ、整体、指圧を試してきた私が断言するが、鍼治療の効果は、他のどの方法に比べても圧倒的である。

首コリ、腰痛、関節痛にまで効く。

結局、筋肉の内部、奥底で凝り固まっているものを指圧でどれだけ押しても届かないし、どれだけ伸ばしても動かない

軽い症状であればそれも有効だろうが、ギチギチに固まった筋肉組織は、簡単には柔らかくならない。

つまり、鍼でしか届かないのだ。

また、先生にも聞いたが、身体には何十、何百とツボがあり、腰が悪いからといって、腰に刺すのではなく、腰に繋がっているところを刺し、そこから良くしていく、といったこともしていると話していた。

つまり、悪いところだけを触るのではなく、そこを悪くしている根源から治す、まさに、根元から断つというやつだ。

生活習慣を直す

それでも鍼治療が怖いという人は、首コリ、腰痛対策として、これをオススメする。

これを机に設置するだけ。それだけで、首にかかる負担が激減する。

この商品については、この記事で紹介しているので、特にデスクワーク仕事の人は、ぜひチェックして欲しい。

sagitani-m.hatenablog.com

生活習慣ではなく、今すぐなんとかして欲しい、もっと鍼治療について知りたい、という人は、以下の、良い鍼治療の選び方を見て欲しい。 

良い鍼灸院のえらびかた

(あくまで私個人の経験に基づく見解であるということを事前にご理解願います)

私が思う良い鍼灸院は、この5つを満たしているところだ。

  1. 個人経営店
  2. 整体もできる
  3. 研究熱心
  4. 5年は営業している
  5. 高すぎない

1.個人経営店

東京都内のさまざまな神様に会ってきたが、ゴッドハンドと言われる多くの先生は、個人治療院で、アパートの一室を借りて細々とやっているようなところばかりだった。

結局、いい先生と会えるかどうかは確率論である。

チェーン店がダメだとは言わないが、チェーン店はその性質上、技術が均一化されやすいため、突出して下手な人もいないだろうが、突出して上手い人も出にくい。

独自の方法論よりも、広く浅く効く方法論が重んじられるはずで、つまりは、着る人を選ばない、ユニクロ的治療になる。

ちょっと最近身体が疲れてるんだよな、程度の人にはチェーンの鍼治療もいいだろう。

しかし、私のような年季の入った症状の人は、こういったところで根治させるのは、なかなか難しいのではないかと思う。

2.整体もできる

ツボ押しでもなんでもいいが、先生に身体を触ってもらうことが大事。

整体師でも鍼師でも、鋭い人はツボをガンガン押してくる

これはつまり、ある程度身体を触れば、どこに原因があるか分かるということ。

達人たちは、自分でも気づかなかったところをガンガン押してくる。

押されると、「うわ、そこたまに痛くなるところ」「あ、そこも悪かったのか」と、自分でも気づいてない膿さえも出してくれる。

簡易マッサージ店も何度も行ったが、やはり常人ではそれを見つけられない。

これは、達人のみができる技なのだ。

そういう人にこそ鍼治療をしてもらうべきであり、それを見極めるには、やはり鍼をさすだけでなく、整体もできる人のほうが、見定めやすいのだ。

とくに首は大事な神経がたくさんあるところなので、もみほぐし店などにいるような人だと、怖がって触ることさえしないこともあった。

しかし達人は、首だろうとなんだろうと、ガンガン攻めてくる。

悪いところを一瞬で見極められるからだ。

3.研究熱心

どんな仕事でもそうだが、お金に目がくらんでしまっている人よりも、やはり向上心がある人がいいに決まっている。

その治療院のサイトに、最近どんな活動(勉強)をしているか確認してほしい。

また、その先生の名前を検索して、どんな勉強会や学会に参加しているかを見るのだ。

4.最低でも5年以上は営業している

この年数は微妙なところではあるが、やはり自分の身体に鍼を刺してもらうので、精神的にも、信頼できる人がいい。

と考えると、やはり5年くらいは営業しているところのほうが安心できるだろう。

「鍼治療は信頼関係が大事」だと、先生は言っていた。

つまり、「怖い」とだけ思っていては効果は得られにくいと。

きっと良くなる、この先生なら大丈夫、と信頼関係ができてはじめて、身体に効いてくると。

確かに、精神的に縮こまっていては、身体もこわばってしまう。

リラックスして、身体を委ねられるようになってはじめて、効果が得られるのだ。

非科学的な精神論のようでもあるが、しかし、自分は風邪だと思い込んでいると、例え健康体でも具合が悪くなってしまうように、こういったところもなかなか一笑に付すことはできない。

とにかく、自分の中にある不安要素がきちんと取り除けるような、信頼関係を築けそうな先生のところに通うべきである。

なので例え先生の腕がよくても、「なんか好きになれない」というなら、止めておいたほうがいい。

5.高すぎない

これはかなり重要。

鍼治療は確かに他のどの治療よりも効果が得られるが、一度の治療で完治するわけでは決してない

なぜなら、私で言えば、10年身体が悪かったわけで、身体にすれば、その状態のほうが普通になっているからだ。

つまり、一時的に良くなっても、少しずつ悪い状態に戻っていくのである。

だから、定期的に通って、身体に、いい状態を叩き込まないといけないのだ。

そのとき、高い値段であれば、やっぱり行くのを止めてしまうはずだ。

化粧水と同じだ。

sagitani-m.hatenablog.com

どれくらい通えばいいかは人によるが、2週間に一度、月に一度、くらいで慣らしていき、3ヶ月、半年、と症状を見ながらタイミングをずらしていけばいいと思う。

以上5つを満たしているところであれば、私なら一度は行ってみる。

全体を鑑みるとわかると思うが、1,3,5,など、リンクしていることもわかると思う。

世界は美しい

結果、この条件を満たしているところで、今私の首は驚くほど良くなってきている。

世界が美しく見える。

もしあなたが埼玉県民なら、私がお世話になっている先生(治療院)を紹介する。

2019.3.29追記

失礼な方も多く、治療院に迷惑をかけてしまうことがあるので、現在はお教えしていません。ちなみに、駅から遠いので車がないと厳しいです。場所は埼玉県です。

人は辛い状況のときは、わらにもすがる思いだが、その痛みから抜け出すと、前の状態や心境をあっさり忘れてしまうもの。 

先生は、あんまりおおっ広げに宣伝されるのを嫌がりそうなので、不特定多数ではなく、感謝の気持ちを忘れない信用できる人になら、紹介しても大丈夫だと思うので、TwitterのDMから、そっと話しかけてくれればいい。

この記事を読んだ人が、一人でも痛みになれてしまった日常から抜け出し、新たな出会いが生まれることを願っている。

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